エム・テクニック株式会社

  • お問い合わせ

製品情報製品情報

精密乳化分散機クレアミックス

バッチ連続システム

  • バッチ連続システムは、クレアミックスのローター/スクリーン部に小容量のベッセルを設置し、ベッセル内へポンプにて送液しベッセル内を完全液封条件として滞留時間を持たせて循環運転を行います。自由界面がない完全液封条件とすることで空気の巻き込みがなく投下エネルギー全てを乳化/分散するエネルギーとするためにバッチ処理に比較し短時間でより均一に微粒子化が可能です。
  • ベッセル内を加圧とすることでキャビテーションコントロールを行い空洞化現象を防止し、処理物を効率よく乳化/分散することができます。

  • 処理物中に気泡が混入しますと、気泡が原因となる問題が多々発生致します。乳化分散装置は局所的に強力なエネルギーを投下するため、気泡自体も微細化され、界面積の異常増加や酸化、極端なレオロジー変化などの影響を及ぼします。さらに処理物は微小気泡により長時間上昇流にさらされ、温度変化により気体の溶解度が変化する事で安定性に問題が生じます。
    粉体投入時の包含気体や界面活性剤による泡立ちなど、気泡が混入する機会は多々ありますが、プレ乳化での脱泡や完全液封条件とすることで安定かつ目的とする微細化が出来る場合が多いです。
  • 処理物の温度・温度履歴は到達粒子径や安定性の大きいな変動因子でもありますので、温度管理が出来るようベッセル内には温調コイルの設置が可能です。
  • 外部循環容器には既設タンクを接続することが出来ます。

※真空下で高速回転を行いますと、キャビテーションが増大し空洞化現象に陥ります。この場合、モーターの電流値が極端に低下する事で仕事量の減少を確認できます。真空下での乳化はキャビテーションによるエロージョンや装置の異常振動など機械的損傷につながることが多々あり、弊社では加圧での運転を推奨しております。


600_batchrenzoku.jpg

エム・テクニック株式会社

〒594-1144 大阪府和泉市テクノステージ2丁目2番16号

TEL:0725-54-0096 FAX:0725-53-3332